VSE RTE

他人の問題解決責任を横取り、それは力の悪用である。

– Peter Block

リリース列車エンジニアと価値のストリームエンジニアの概要

アジャイルリリース列車(ART)は主として自己組織化で自己管理の複数のチームからなるチームである一方、自身を駆動したり、運転したりはしない。運転の責務はリリース列車エンジニア(RTE)の役割によって担当する。RTEはプログラムレベルのプロセスやプログラムの実行を促進し、障害をエスカレートし、リスクを管理し、プログラムレベルの継続的な改善を促進することをサポートする。

価値のストリームレベルにおいて、価値のストリームエンジニア (VSE)は同じ役割を果たす。VSEはすべてのARTやサプライヤーの作業を促進し、指導する。一般的に、RTEとVSEはプログラム管理者や開発管理者の経験をもち、奉仕型リーダーとして効果的に運営する。彼らは大規模なリーンとアジャイルを確実に理解し、また、大規模な開発プログラムの継続的なベクトル合わせと促進に関するユニークな機会や課題を理解している。

詳細

リリース列車エンジニアと価値のストリームエンジニアはそれぞれアジャイルリリース列車価値のストリームのプロセスや実行を促進する。彼らは、障害をエスカレートし、リスクを管理し、価値の納品をできるようにし、継続的な改善をサポートする。また、新しいプロセスや考え方を適用時に、リーン-アジャイル変換に、リーダーやチーム及びスクラムマスターへのコーチングに参加する。これらの役割はプラクティスを標準化し、文書化し、SAFeを組織に適用時に役割を果たす。

責務

RTEとVSEは通常以下の責務を遂行する

報告ルート

報告のルートは特に定義されていないが、RTEとVSEは、開発組織、あるいはアジャイルPMOへと報告することが見えてくる。SAFeでは、アジャイルPMOはプログラムポートフォリオ管理の一部と考えられる。既存のPMO組織を持つ企業の場合、この役割はしばしばプログラム管理者によって果たす。プログラム管理者は通常RTEの仕事を実施するための組織的なスキルを持っているが、伝統的な、従来の考え方からリーン/アジャイルな考え方に移行しなければならない。

RTEとVSEは奉仕型のリーダーとして務める

新任のRTEとVSEが指導/管理型の行動から奉仕型リーダー型への移行する時、多くの場合、考え方が変えなければならない。奉仕型のリーダーシップは一種のリーダーシップの哲学であり、その哲学に人々、仕事とコミュニティ精神に関する本質の包括的な視点を意味する[1]。RTEとVSEの場合、自己組織化で自己管理する各チーム/ARTに対し、必要なサポートを提供することに注力する。奉仕型リーダーの行動特徴は以下を含む:

  • 課題識別と意思決定に関して、チームの話を聞き、サポートを提供する
  • 相互影響する環境を創出する
  • 他者を理解し共感する
  • チームの発展はもちろん、個々の個人的な発展を奨励し、サポートする
  • 権限を利用することより説得することを重視する
  • 日々の行動を超えて考える
  • チームの確約をサポートする
  • オープンしており、他の人のオープン性を高く評価する

奉仕型リーダーシップの父Rober GreenLeafが言ったように「よいリーダーはまずよい奉仕人でなければならない」。プログラムポートフォリオ管理機能のリーン-アジャイル変換パターンと同じ、伝統的な管理者から奉仕型のリーダーへの移行パターンが以下で示す。

  • チームの行動を調整し貢献すること から チームが協働することをコーチングする
  • 納期を死守すること から 目標達成すること
  • 具体的な成果向けて駆動すること から プログラム全体的なパフォーマンスに投資する
  • 答えを知ること から 答えをチームに求める
  • チームを指導すること から チームが自己組織化と本領の発揮にさせる
  • 問題解決すること から 他の人が問題解決することに手伝う

さらに知りたい場合

[1] See Servant Leadership at http://en.wikipedia.org/wiki/Servant_leadership.

[2] Leffingwell, Dean. Agile Software Requirements: Lean Requirements Practices for Teams, Programs, and the Enterprise. Addison-Wesley, 2011.(邦訳:アジャイルソフトウェア要求:チーム、プログラム、企業のためのリーンな要求プラクティス、翔泳社、2014)

[3] Trompenaars, Fons and Ed Voerman. Servant-Leadership Across Cultures: Harnessing the Strengths of the World’s Most Powerful Management Philosophy. McGraw-Hill, 2009.

Last update: 14 September 2015